2023.08.08
カテゴリ：社会保険
２以上勤務者
顧客の事業所の担当者の方から、従業員Ａさんの保険証が、被扶養者分も含めてけんぽ協会から届いた旨の連絡があり、その理由について質問されました。
保険証の再交付を本人が直接申請したのかと思いましたが、保険証の番号が新しく振り出しされたものになっていたため、再交付申請ではないことは確認できました。
結局、当事務所もＡさんの手続きをした事跡がなかったため、広域事務センターに問い合わせました。
調べてもらった結果、Ａさんが他の事務所にも勤務したため、２以上勤務者の手続きをしたことだとわかり、新しい保険証の謎は解けました。
しかし、Ａさんの振り出された新しい番号は、今まで手続きをしてきた番号の次のものではなく、２つ先の番号でした。Ａさんの前の番号は、だれのものなのか疑問に思い、この件についても、質問したところ、その番号の方の名前は告げることができないので、年金事務所で確認するように言われました。
早速、年金事務所に連絡をし、事情を説明しその番号が誰なのか確認しました。すると回答は、その番号もＡさんだというのです。
説明によると、最初の番号は、２以上勤務者になったために振り出された番号で、その次の番号は、Ａさんがその会社をすぐに辞めたため、２以上勤務者でなくなったことにより、改めて振り出されたということでした。
副業をする方が増えているため、このようなことが多くなるかもしれませんね。